EAIE年次大会とは(EAIE2018の様子を中心に)
EAIE(European Association for International Education)は、欧州の国際教育交流団体です。1989年に設立された非営利団体で、高等教育機関の国際化促進に向けて活動しています。(⇒EAIE公式サイトへ) 毎年9月中旬頃に開催される「EAIE年次大会」は、欧州での国際高等教育大会では最大規模となっています。
このページでは、EAIEの年次大会と、同大会に毎年JAFSAが会員団体を取りまとめて出展している「STUDY in JAPAN(日本合同ブース) 」についてご案内致します。
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(各項目をクリックすると当該箇所に飛べます)1. EAIE年次大会(Annual Conference)について
2. EAIE年次大会の各国・地域ブースの様子
3. EAIE年次大会における
“STUDY in JAPAN”(日本合同ブース)出展
4. EAIE2019 フィンランド・ヘルシンキ大会
※掲載写真は、クリックすると拡大されます。
1. EAIE年次大会(Annual Conference)について
EAIE2018 第30回年次大会は「9月11日-14日に スイス・ジュネーブ」で開催され、参加者5700人、参加国95ヶ国 を記録しました。 |
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◎EAIE2018ジュネーブ大会の詳細は、公式サイト(英語)をご覧ください。 ⇒EAIE Geneva 2018 (official website) |
「EAIE年次大会」では、世界各地の大学・教育機関のブース展示、国際教育交流をテーマとした各種ワークショップ・セミナー、参加者交流イベント(レセプション等)が、大きなコンベンションセンター内やそれに隣接するホテル等で数日にわたって行われます。大学間交流、国際交流担当者のネットワーキング・情報交換や、国際交流担当者の育成・指導などを目的としています。
同様の国際教育フェアには北米の「NAFSA年次大会(毎年5月下旬頃開催)」(⇒公式サイト)があり、こちらは“世界最大”規模です。EAIE年次大会はそれに比べると小ぶりで、NAFSA大会の参加者が1万人前後であるのに対し、約半分の5千~6千人となっています。
欧州開催であるため、他のフェアに比べて欧州の教育団体の参加が多いのと、NAFSA大会は留学関係の企業も多く参加するのに対して、EAIE大会は高等教育機関が中心であるのも特徴です。
◎NAFSA、EAIEの違いや特徴をさらに詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
⇒「海外大学との交流促進のために、3大国際教育交流フェア(NAFSA、EAIE、APAIE)に参加しよう! 」
規模感や参加団体の様相から「EAIEの方がネットワーキングや交流にはちょうど良い」という声もよく耳にします。参加費の中には開会レセプション、昼食、ティータイムなどが込みとなっており(参加や利用は任意)、改まったビジネス・ミーティングのみでなく、リラックスした雰囲気の中でも参加者交流がはかれるようになっています。
NAFSAがビジネス的に立て込んだスケジュールの中でフル稼働していくのに対し、EAIEは開催地の文化・歴史も味わいつつ交流を深めていく、とも言えます。
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2. EAIE年次大会の各国・地域ブースの様子
EAIE2018スイス・ジュネーブ大会では「240」ブースの出展がありました。 (日本のような集合ブースは「1」とカウント) |
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EAIEは場所柄、欧州からの参加が最も多いですが、中でも他のフェアではあまり見られない、東欧地域や欧州内の小国・小地域からの参加も見られます。北欧のように、NAFSAよりもEAIEで大きく展開しているエリアもあります。 一方で、近年参加国が増えており、アジア、南米、中東等からの参加も見られます。またNAFSAではエージェント、旅行会社など民間企業の参加も多いですが、EAIEは大学が主流であるのも大きな特徴です。 |
◎「EAIE2018 出展団体一覧」は下記の「公式サイト(英語)」よりご覧ください。 ⇒ “Meet the Exhibitors (EAIE2018 Geneva)” |
年次大会の展示会場には、世界各地から集まった大学や教育関連機関がブース出展致します。
大会前に参加登録者限定で、参加者リストが大会公式WEBやアプリで公開され、事前に面談したい参加者とアポイントを取ることが可能です。いつ・どこのブースで打合せ、と予めアポイントを設定しておく他、会期中に来場者が展示会場の各ブースを回り、関心のある大学・機関とその場で打合せ、となることも多々あります。
ブースは、出展大学・機関の広報発信地となると共に、来訪者との打合せの場所として使用されます。ブースでの打合せ内容は、新規協定校開拓、旧知機関との再交流、既に協定を交わしている大学とのメンテナンスなど、多岐にわたります。
メール・スカイプなど遠隔での連絡・討議と異なり、対面で直接打合せることで、課題解決、新規提携などを互いにしっかりと確認しながら確実に進められる効果は計り知れません。
ブースを持たずに、会場内の休憩所などを使用して打合せをすることも可能ですが、いつも望む場所が空いているとも限らず、また、広い会場の中で待ち合わせて会うのも行き違いが生じ、苦労することがあります。ブースという拠点をもつことで、会期中の限られた時間の中で、効率的に打合せを進めることができます。多くの打合せを予定している場合、ぜひブース出展での参加をお勧め致します。
ブースは、各大学・機関の単体で出展することも可能ですが、近年どのフェアでも参加機関の増加と共に、国・地域ごとのまとまった出展が増えてきており、EAIEもこの例外ではありません。
集合ブースで展開することにより、広い会場内で目立つ、より多くの情報が提供できる、といった広報周知の面での利点があります。
出展する側から見た場合、複数の団体で出展することでのコストパフォーマンス、個々の団体をよく知らなくても「国・地域」に関心のある方が立ち寄られ、そこから新しいネットワークが広がっていくという、新規開拓の効果もあります。
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3. EAIE年次大会における“STUDY in JAPAN”(日本合同ブース)出展
EAIE2018スイス・ジュネーブ大会の"STUDY in JAPAN"(日本合同ブース) は、展示会場入口近くで「21大学」と共に大きく展開しました。 |
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◎EAIE2018大会での日本ブースについての詳細は、下記のページをご覧ください。 ⇒ EAIE2018 「STUDY in JAPAN (日本合同ブース)」概要 |
JAFSAは、2012年アイルランド・ダブリン大会より、日本合同ブースの取りまとめ出展を手掛けています。
2013年トルコ・イスタンブール大会からは「JASSO(日本学生支援機構)」と共同・協力して、「STUDY in JAPAN 」の共通ブランドのもと、さらに統一感のあるブースへと変貌を遂げています。
EAIE年次大会全体の参加国・参加者数が増えて活気づいてきている中、2018年スイス・ジュネーブ大会では、出展団体数「21大学」と、展示会場で大きなパビリオン(集合ブース)として、多くの来場者を引きつけました。
日本の優れた高等教育機関を海外にプロモートする場として、「STUDY in JAPAN 」ブースの存在・役割は益々大きくなってきています。
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4. EAIE2019 フィンランド・ヘルシンキ大会
EAIE2019 第31回年次大会は、2019年9月24日(火)-27日(金)にフィンランド・ヘルシンキにて開催されます。
JAFSAは引き続き、会員大学を取りまとめて“STUDY in JAPAN”ブースを出展致します!
「2019年3-4月頃」予定です。 |
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◎EAIE2019 ヘルシンキ大会については、こちらをご覧ください。⇒「大会公式サイト(英語)」 |
2019年9月にヘルシンキ大会で皆様にお会いできるのを楽しみにしています!
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